FF14の戦闘の基本、GCD(グローバルクールダウン)とアビリティについてです。
GCD、グローバルクールダウンとは、魔法職であれば魔法、DPS、タンク職であればウェポンスキルを使ったときに発生するリキャストタイムのことで、FF14のバトルではとにかくGCD(グローバルクールダウン)を回していくということが大事です。
WS(ウェポンスキル)や魔法を使うとアクションのリキャストがアイコン上でクルクル回るのでGCDを回す、といいます。
WSとWSの間にアビリティを使いすぎる(挟みすぎる)とGCDの回っていない時間が出来てしまい、結果的にDPS(damage per second、1秒当たりの与ダメージ)が落ちてしまいます。
いかにGCDにアビリティを使った際の食い込みを作らないかがDPSを上げるポイントです。
さきにまとめだけ書いておきます。
GCDの間に挟めるアビリティの個数
- 2個:キャストタイム=0(Instant)
- 1個:キャストタイム<GCD
- 0個:キャストタイム≧GCD
詳細は以下にて
Contents
アクションの種類について
FF14のアクション(各ジョブが使うスキル)には3種類あります。
ウェポンスキル、魔法、アビリティの3つです。
このうち、使うとGCDが発生するのはウェポンスキルと魔法の2つです。
アビリティを使用してもGCDは発生しませんが、1秒弱ほどの硬直時間が発生します。(例外あり。後述)
この硬直時間がGCDに食い込むとロスが発生するため、
魔法→アビリティ×1個か2個→魔法→アビリティ…もしくは
WS→アビリティ×1個か2個→WS…
というように、GCDを回すアクションの間にアビリティを1個か2個挟んでいくのがFF14のスキル回しの基本です。

詳細は各ジョブを使い込んでいる人の解説を読んで下さい

基本的な考え方

スキルスピード1432

スペルスピード1193
GCD(=WSと魔法のリキャストタイム)の基本値は2.5秒で、この数値はスキルスピード、スペルスピードの影響を受け短縮されます。
(アビリティのリキャストタイムはスキル/スペルスピードの影響を受けません。)
この数値はスキル詳細から確認ができます。
このリキャストタイムに対してアクションのキャストタイムが大きいか小さいかで間に挟めるアビリティの数が変わってきます。
判断の基準は以下の通りです。
- キャストタイム=0(instant)
- キャストタイム=GCD
- キャストタイム<GCD
- キャストタイム>GCD
キャストタイム0(instant)の場合
ヒーラーの各種dot魔法、各ジョブのWS(侍の居合術を除く)が該当します。
Instantの場合は詠唱がないため、各WS、魔法の間に硬直のないアビリティを2個挟めます。
迅速魔やライトスピードを使って魔法を無詠唱で使った場合も同様です。
硬直のあるアビリティとは、竜騎士のジャンプ、スターダイバー、忍者の終撃などです。
GCD=キャストタイムの場合
白魔道士のストーン(グレア)系の魔法、学者と召喚士のルイン系の魔法(ルインラを除く)、黒魔道士のファイアやブリザドなどが該当します。
が、黒魔道士は専門性が高すぎて私は意味が分からないので専門家の方の解説を読んでください。
GCD=リキャストタイムの場合は間にアビリティを挟むことはできません。
必ずGCDに食い込みが発生します。
キャストタイム<GCDの場合
占星のマレフィク系、赤魔道士のジョルラなどが該当します。
これらの場合、GCDとGCDの間にアビリティを1個挟むことができます。
キャストタイム>GCDの場合
各種蘇生魔法と赤魔導士のヴァルサンダー、ヴァルエアロなどが該当します。
(例によって黒は除外します)
GCD=キャストタイムの場合と同様に、もちろん間にアビリティを挟むことはできません。
詠唱ありヴァルサンダー/エアロを使っているならそもそもスキル回しの練度不足です

まとめると
挟めるアビリティの個数
- 2個:キャストタイム=0(Instant)
- 1個:キャストタイム<GCD
- 0個:キャストタイム≧GCD
各ロール別
基本的には魔法を使うかどうかで考えればいいと思います。
タンク、近接DPS、遠隔物理DPS
これらのジョブで詠唱のあるアクションは侍の居合術のみ。
それ以外は上で説明した硬直のあるアビリティ以外はGCD間に2個挟むことが可能です。
ナイト
クレメンシー、ホーリースピリット、ホーリーサークルには詠唱がありますがレクイエスカットを使えば無詠唱になります。
基本的にはGCD間に2アビリティ挟んでOK
ヒーラー、遠隔魔法DPS

ちょっと厄介です。
次にアビリティを挟みたいからInstantのルインラを使う、次はアビリティを挟まないから死炎法…といった使い分けが必要になります。
判断基準はさきほどの
挟めるアビリティの個数
- 2個:キャストタイム=0(Instant)
- 1個:キャストタイム<GCD
- 0個:キャストタイム≧GCD
これです。
白魔道士であればエアロ(ディア)の更新タイミング、ラプチャー、ソラスを使ったあとにアビリティを使います。
グレアの後に使うと食い込みが発生してしまいます。
占星術師のマレフィクは詠唱が短く常にGCD間に1アビリティを挟むことができます。
これは占星術師はアルカナを配る必要があるためで、ライトスピードを合わせれば2アビリティ挟むことも可能です。