ID(インスタンスダンジョン)での動き方の基本をロール別に解説しています。
Lv15になると1つ目のID(インスタンスダンジョン)が解放されます。
IDにはCF(コンテンツファインダー)を使って、もしくはパーティ募集でメンバーを集めてから突入します。
ゲーム序盤のIDは4人で編成するライトパーティ、新生編後半では8人のフルパーティで攻略するIDが登場しますが、各ロールの役割は変わりません。
このページでは各ロールごとの基本的な役割やその動き方を解説していきます。
予習は必要?
まず役割の解説の前に。
FF14のコンテンツは予習が必須だと言われることが良くあります。
ですが、これは高難易度コンテンツに限った話で通常のID攻略に予習は必要ありません。
キャラクターの頭上に若葉がついていれば他のメンバーは察してくれます。
予習をしておくより、後述する各ロールの役割をこなしていく方が重要です。
それになによりも、事前情報なしで攻略する方が断然楽しいです。
死にまくっても大丈夫です。
その楽しみを知っている先輩ヒカセンはいくら死んでも許してくれます。
もちろん必須ではないのですが、予習よりは復習の方が大事だと思います。
FF14のIDで登場するギミックは、別のIDで登場したギミックの応用だったり発展形だったりすることがままあります。
分からなかったところはあとで調べて復習しておけば先のIDに登場するギミックにも対応できるはずですし、初見でうまく攻略できるととても気持ちいいです。
IDに行く前に

槍術士(クラス)

竜騎士(ジョブ)
若干話がそれますが、各戦闘クラスはLv30になるとジョブにクラスチェンジできます。
クラスからジョブになることでアクションが増えるためLv30になったらクラスクエスト、ジョブクエストをやっておきましょう。
クラスのままレベルを上げてもアクションはほとんど増えません。
各ロールの役割について
FF14のクラス/ジョブにはそれぞれ役割があります。
全ての戦闘クラスとジョブはタンク、ヒーラー、DPSのいずれかのロールに分けられます。
各ロール
- タンク:敵のターゲットを集めて味方を守る。
- ヒーラー:ダメージを受けた味方の回復。
- DPS:敵にダメージを与える。
自分のクラス/ジョブが何のロールかわからない…という方は自分のジョブアイコンの色を見れば判別できます。
ロール別の基本
各ロールの基本的な動きです。
ちなみにロールの放棄は(悪質な場合)通報案件なので気を付けてください。
共通
ロールに関係なく押さえておくべきことです。
単体攻撃と範囲攻撃の使い分け
習得レベルに違いはありますが、すべてのジョブは範囲攻撃を習得します。
雑魚が2体なら範囲攻撃を撃つべきか、それとも3体以上で撃つべきかの基準はジョブとレベルによって変わります。
とくにDPSロールの場合はコンボを完走することでバフがつくなど、かなり複雑なので一概には言えません。

よくわからなければ雑魚敵が複数(2体以上)いるなら範囲攻撃を撃つと思っておけばOKです。
詳細は以下に書いてますが、長いので詳しく知りたい方はどうぞ。
床にキレイなもやもやがあったら入る

アサイラム

野戦治療の陣

運命の輪

アーサリースター
白魔道士、学者、占星術師、ヒーラーは全て床設置型の回復手段をもっています。
被ダメージが減ったりHoTがついたりするので進んで入りましょう。

タンク
敵からのターゲットを引き受けるため、パーティの先導役になります。
新生編のIDは分岐があったりと一本道でないIDが多いです(蒼天、紅蓮と新しくなるごとに一本道になります)
道が分からない初見のIDに行く際は、
「初見なので道を間違えたらすみません」
「初見なので先導してもらえると助かります」
など言っておくとメンバーの誰かがジャンプでピョンピョンして道案内してくれるので気軽に行きましょう。
スタンスをいれる
IDに入ったら、敵視をとるために「スタンス」と呼ばれているものを必ず入れます。
先輩ヒカセンから「スタンス忘れてるよー!」と言われた場合以下のものを指します。
各タンクのスタンス
- 戦士:ディフェンダー
- ナイト:アイアンウィル
- 暗黒騎士:グリッドスタンス
- ガンブレイカー:ロイヤルガード
敵のターゲットをとる
タンクの一番の仕事です。
雑魚敵が複数いるようなら範囲攻撃を使って自身にターゲットを集中させます。
敵グループに対して、
- 挑発で敵を引き寄せて範囲攻撃
- 突進技で敵グループに突っ込んで範囲攻撃
- 遠隔攻撃で敵を引き寄せて範囲攻撃
- 接近してから範囲コンボを撃つ
どのやり方で始めるのが一番効率が良いのかで度々議論になりますが、4以外であればどれでもいいです。
1と2はアビリティで始まるためGCDを使いません。
すぐに範囲攻撃を撃てます。
3はGCDを消費しますが、暗黒騎士の漆黒の波動、ナイトのサークル・オブ・ドゥームなどの範囲攻撃アビリティを持っているならすぐにほかの雑魚のターゲットをとることが可能です。
※敵視の上がる単体コンボは5.0漆黒の実装に合わせて削除されました。
防御バフを使う
ランパート、アームズレングス、リプライザル、これらはロールアクションのためタンク全員が共通して持っている防御バフです。
これに加えて各ジョブ固有の防御バフを持っています。
それぞれ効果が違うのでしっかり読んで使ってみてください。
使うタイミングは敵に範囲攻撃を当ててターゲットをとったあとです。
まとめる前に使うと効果時間が無駄になってしまいます。
まとめについて
IDではだいたい雑魚敵3~4体が1グループになっています。
(同じグループの敵1体に攻撃すると全員付いてくる)
これを1グループずつではなく、スプリントを使って2グループであったり進行上の壁に行き当たるまでの雑魚敵をぜんぶ集めて倒していくことを
「まとめ」あるいは「まとめ進行」「まとめ狩り」と言います。
まとめをするときに重要なのは、
- メンバー全員の装備がそろっているか(ILの上限に達しているか)
- タンクが適切なバフ回しができるか
- DPSが範囲攻撃でしっかりダメージを出せるか
どこまでの敵をまとめられるかといったIDの知識も必要になってきます。
なので、ゲームやIDでの進行になれるまでは無理してまとめる必要はありません。
ヒーラーさんの負担が増えてしまいます。

新生後半以降のルーレット(50・60・70ルーレットなど)ではまとめます
ヒーラー
慣れるまでは回復をメインに、余裕が出てきたら攻撃もしてみましょう。
IDでの戦闘中の立ち位置はタンクの反対側が基本です。
雑魚敵を挟むようにタンクの反対側に立ちます。
タンクの後ろに立ってはいけません。
この習慣をつけておくと、タンク対象扇範囲強攻撃が来た時に死なずに済みます。
HoTは常時維持しない
HoT(Heal over Time、継続回復)をタンクにかけるタイミングは雑魚との戦闘が始まってからです。
移動中にかけてはダメです。
よく戦闘前から常に維持している人がいますが、タンクが雑魚を集めにくくなるのでよろしくありません。
HoTは白魔道士のリジェネと、ダイアーナルセクトの占星術師が持っています。
(学者のエーテルパクトもHoTですが移動中に使うようなアクションじゃないので)
敵視を取ってしまったらタンクの近くに行く
巡回している雑魚敵に絡まれてしまった、タンクのタゲ取りが悪く敵視を取ってしまった。
そういう時はタンクに近寄って、範囲攻撃でタゲを取ってもらいます。
よく遠くに逃げようとする人がいますが、タンクがタゲを取り返しにくくなるので逆効果です。
DPS
DPSはダメージを出すのが仕事です。
タンクについていけばOKってことではありません。
きちんと攻撃してダメージを与えることが役割です。

タンクの後ろに立たない
ヒーラーと同様です。
遠隔物理DPS、遠隔魔法DPSのみなさんはよくタンクの後ろに立っている方がいます。

敵視を取ってしまったらタンクの近くに行く
ヒーラーと同様です。
決してタイマンしてはいけません。
雑魚敵は範囲攻撃でまとめてさっさと倒すのが基本です。
ヒーラーから離れすぎない
遠隔物理DPS、遠隔魔法DPSのみなさん。
とくにIDのボス戦ですが、攻撃が怖いからとかなり距離をとっている方がいます。
ヒーラーと距離がありすぎると範囲ヒールから漏れてしまいます。
そうなるとわざわざ個別にヒールを投げる手間が発生してしまうので、離れすぎてはいけません。